期待を胸にｽﾎﾟｰﾂを始めたものの､毎日練習を頑張っていても現実は思い通りにはいかない｡
試合では負け､記録会ではいつも以上の成果どころかいつもの記録すら出ない｡

その度に､

｢自分はﾀﾞﾒだ･･･｣
｢やっぱり才能がないんだ｣
｢あの子のせいで負けた!｣
｢親に期待されすぎたからいつも以上に緊張したから力が出なかった!｣
｢天気が悪いからうまくいかなかったんだ!｣

企業戦士として活躍をしようと志高く入社をしたが､思うように業績が上がらない｡

ありとあらゆる営業方法を学び､礼儀礼節を身につけるためにもお金をかけたが､空回りしているとしか思えない状況｡

｢周りの同僚や先輩方はｺﾝｽﾀﾝﾄに成績を上げているのになぜ?｣
お客様とお会いすることは好きだけど､挫折の連続で笑顔が不自然になる｡
日報･週報には優しい上司の言葉が連なるが､それが返って自分を締め付け､最近では会社での人間関係もｷﾞｸｼｬｸ｡
月末にはしびれを切らした上司からの叱咤が待っていると思うと･･･｡

ｺｰﾁﾝｸﾞは目標達成はもちろん､人間関係の改善､ﾒﾝﾀﾙﾄﾚｰﾅｰとしての位置付けもあります｡

ただ単に目標と現状のｷﾞｬｯﾌﾟや､そのｷﾞｬｯﾌﾟを埋めるために｢何をするか｣が明確になっても成果は上がりません｡
それにはある大切なものが必要なのです｡

それは｢感情｣｡

｢何をするか｣に｢感情｣がﾌﾟﾗｽされることで､自発的かつ効果的な行動をとることができ､成果にも現れてきます｡

自らの人生で最も熱中した記憶であり､大きな存在になっているｽﾎﾟｰﾂ｡
社会人になってからも続けていても､学生の時のようにうまく結果が出ない｡

｢やっぱ歳かな?｣
｢ｺｰﾁが自分と合わないかも?｣
｢道具が古いか?｣

と､肉体や人や物･環境のせいにして､やがて

｢やっぱ､昔のようにうまくいかないもんだな｣
｢健康のために続けてるだけだから｣

と話すようになります｡

しかし心の奥底では

｢学生の時よりもうまくなりたい!｣
｢大会で優勝したい!｣
｢いつまでも変わらないと言われたい!｣

と思っている方がいるのも事実です｡